甘味さんの腎不全記録④ ― 2022年03月01日
再び元気をなくした甘味
明日 あさイチでの診察があるので、
それまで頑張ってね!
私は甘味の事でいっぱいだった。
そんな時Nさんに連絡しておかなければと思う。
余り報告してばかりでも迷惑をかけてしまう。
でも状況だけでも伝えなければ、、、
必死の思いだった。
「甘味の具合が又悪くなりました。」
個人ラインに報告をすると、
「すぐに病院で診て貰うといいわ。」
でも憔悴している私は一人で診察を受ける気力がなかった。
血液検査の値や今の状態を知る事が怖かった。
本当はちゃんと受け入れなければいけないけれど。
「明日の朝一番の予約に主人と行ってきます。」
そう答えるのがやっと!
そしてそれからも穴を掘り続けていたのだ。
しばらくたってNさんから連絡が入った。
「今日は手術が入っていないから、すぐに診てもらえるよ。」
病院に連絡して話をしてくれていたのだ。
私はハッと我に返り、
穴なんか掘っていられない!
甘味を助けなきゃ!
私は背中を押してもらった。
主人に急遽戻ってほしい旨を伝え、、
まん丸に丸まった甘味をバックに入れて病院に急いだ。
体重が落ちてグッタリの甘味を預け、
診察室で待つ。
BUNは110前回より少し落ちたものの
クレアチニンが4.95と上昇している。
これでは具合が悪いはず。
そしてエコー検査で二つの尿管にそれぞれ石が詰まっているのが
今回はハッキリと写った。
普通尿管の一方が詰まったとしても、もう一方が働く。
この両方が詰まっているのは非常にレアなケースらしく、
前回便で結石はみえず、
先生も首をかしげていた訳です。
この詰まった石が腎臓に圧を掛け、
尿管をも腫らしていた。
結石にも二つタイプがあり、
薬では溶けない厄介なシュウ酸カルシウムタイプだ。
「明日早速手術をしましょう!」
又してもギリギリのところで、Nさんに助けられた。
手術出来る事は、
希望が持てることかもしれない。
それだけでもありがたかった。
それにしてもギスギスのボロ雑巾のようになった猫に、
手術を決意してくれる先生にも感謝だ。
「先生に全てをお任せします。」
どのような結果になっても受け入れよう!
グッタリの甘味だったが、
今までとは全然違った心に変化していた私達だった。
明日 あさイチでの診察があるので、
それまで頑張ってね!
私は甘味の事でいっぱいだった。
そんな時Nさんに連絡しておかなければと思う。
余り報告してばかりでも迷惑をかけてしまう。
でも状況だけでも伝えなければ、、、
必死の思いだった。
「甘味の具合が又悪くなりました。」
個人ラインに報告をすると、
「すぐに病院で診て貰うといいわ。」
でも憔悴している私は一人で診察を受ける気力がなかった。
血液検査の値や今の状態を知る事が怖かった。
本当はちゃんと受け入れなければいけないけれど。
「明日の朝一番の予約に主人と行ってきます。」
そう答えるのがやっと!
そしてそれからも穴を掘り続けていたのだ。
しばらくたってNさんから連絡が入った。
「今日は手術が入っていないから、すぐに診てもらえるよ。」
病院に連絡して話をしてくれていたのだ。
私はハッと我に返り、
穴なんか掘っていられない!
甘味を助けなきゃ!
私は背中を押してもらった。
主人に急遽戻ってほしい旨を伝え、、
まん丸に丸まった甘味をバックに入れて病院に急いだ。
体重が落ちてグッタリの甘味を預け、
診察室で待つ。
BUNは110前回より少し落ちたものの
クレアチニンが4.95と上昇している。
これでは具合が悪いはず。
そしてエコー検査で二つの尿管にそれぞれ石が詰まっているのが
今回はハッキリと写った。
普通尿管の一方が詰まったとしても、もう一方が働く。
この両方が詰まっているのは非常にレアなケースらしく、
前回便で結石はみえず、
先生も首をかしげていた訳です。
この詰まった石が腎臓に圧を掛け、
尿管をも腫らしていた。
結石にも二つタイプがあり、
薬では溶けない厄介なシュウ酸カルシウムタイプだ。
「明日早速手術をしましょう!」
又してもギリギリのところで、Nさんに助けられた。
手術出来る事は、
希望が持てることかもしれない。
それだけでもありがたかった。
それにしてもギスギスのボロ雑巾のようになった猫に、
手術を決意してくれる先生にも感謝だ。
「先生に全てをお任せします。」
どのような結果になっても受け入れよう!
グッタリの甘味だったが、
今までとは全然違った心に変化していた私達だった。
甘味さんの腎不全記録⑤ ― 2022年03月03日
1月23日
診察時間一番に甘味を預ける。
入院期間は体調を見ながらとの事
手術が終わったら連絡をくれるそうだ。
面会も是非!、、、と言って下ったので、
様子を見がてら夕方に先生のお話を伺いに行く予定だ。
すっかり痩せて弱った甘味は、
果たして手術に耐えられるのだろうか?
先生に甘味を委ねて病院を後にした。
さて 甘味を預けた私達は心配かといえば、
そうでもなかった。
私は先の見えない毎日の介護に光が差し込んだようで、
清々しささえあった。
私達はしばらくぶりに外に出掛け、
見るもの食べるもの全て楽しく感じた。
普段繰り返される日常、
当たり前の事はありがたい事、、、
自分の人生で何度かリセットしてきたつもりが
すぐに忘れてしまう。
我が家の猫の存在の大きさも痛感したし、
人が人を介して動いて貰えた事に
再び感謝する事も出来た。
最初の先生の所でも危機を救って貰えたのだし、
それがここに来るまでの過程だったと思おう。
年始に目標を立てたばかりで続けていた事はあったが、
以降はほとんど甘味の事で、
計画はゼロとなった。
健康の上に成り立っていた事だったのだと、
こちらも気づく、、、
手術終了の連絡も受け、
夕方に病院に向かった。
少しボーっとしている感じではあったが、
まん丸目のいつもの顔になっていた。
(ずっと目を細くしてつり上っていた。)
ほとんど食べていないので体はやせていたが、
具合いの悪さは感じられない。
二つの詰まった石が取れてスッキリしたのだろうか?
少し他人を見る目ではあったが、
ひとまずホッとした。
やっぱり心配だったのだね。
夜には缶詰とカリカリも食べたとの報告ももらい、
お願いをして本当に良かった!と安心する。
甘味のいない夜だが、
その日はゆっくり眠ることが出来た。
診察時間一番に甘味を預ける。
入院期間は体調を見ながらとの事
手術が終わったら連絡をくれるそうだ。
面会も是非!、、、と言って下ったので、
様子を見がてら夕方に先生のお話を伺いに行く予定だ。
すっかり痩せて弱った甘味は、
果たして手術に耐えられるのだろうか?
先生に甘味を委ねて病院を後にした。
さて 甘味を預けた私達は心配かといえば、
そうでもなかった。
私は先の見えない毎日の介護に光が差し込んだようで、
清々しささえあった。
私達はしばらくぶりに外に出掛け、
見るもの食べるもの全て楽しく感じた。
普段繰り返される日常、
当たり前の事はありがたい事、、、
自分の人生で何度かリセットしてきたつもりが
すぐに忘れてしまう。
我が家の猫の存在の大きさも痛感したし、
人が人を介して動いて貰えた事に
再び感謝する事も出来た。
最初の先生の所でも危機を救って貰えたのだし、
それがここに来るまでの過程だったと思おう。
年始に目標を立てたばかりで続けていた事はあったが、
以降はほとんど甘味の事で、
計画はゼロとなった。
健康の上に成り立っていた事だったのだと、
こちらも気づく、、、
手術終了の連絡も受け、
夕方に病院に向かった。
少しボーっとしている感じではあったが、
まん丸目のいつもの顔になっていた。
(ずっと目を細くしてつり上っていた。)
ほとんど食べていないので体はやせていたが、
具合いの悪さは感じられない。
二つの詰まった石が取れてスッキリしたのだろうか?
少し他人を見る目ではあったが、
ひとまずホッとした。
やっぱり心配だったのだね。
夜には缶詰とカリカリも食べたとの報告ももらい、
お願いをして本当に良かった!と安心する。
甘味のいない夜だが、
その日はゆっくり眠ることが出来た。
甘味さんの腎不全記録⑥ ― 2022年03月05日
手術3日目
夕方に面会に行く。
もしかして忘れちゃったかな?
手術当日はシラっとした顔で見ていたし、、、
先生が扉を開け、
診察室の台の上にいる甘味まで案内をしてくれた。
体は痩せておなかの毛がない状態、
でも明らかに顔つきが違った。
「甘味ちゃん、わかる?」
するとニャーと高い声で鳴き、
何度も私に飛び乗って来た。
これは甘味にしては珍しい行動だ。
とても人懐こくて何でもさせてくれる甘味だが、
唯一抱かれるのが嫌いで、
(家の人以外が抱くときはガマンしている。💦)
自ら懐に飛び込んでくる事はなかった。
スタッフが何度診察台に戻しても、
ニャーと鳴いて飛び乗ってくる。
「どこにいたの? うちに帰りたいよ。」
そんな感じだ!
それでもまだまだ数値は高く、
術後の観察が必要だから、もう少し頑張ってね!
入院中も受付の方からも報告があったり、
手厚く診て貰っていた。
1月28日 金曜日
「甘味ちゃんがおうちに帰りたがっています。」
病院から連絡が入り、退院を告げられた!
夕方に早速お迎えに行き、
説明を受ける。
手術当日のBUNが125
クレアチニン5.79
手術後BUN116.5
クレアチニン3.98
思いの外数値は下がっていない。
結石の圧迫で、腎臓への負担が長かったからか?
(二つの石も見せてくれた。)
それでもいい。
辛くなければ。
気持ち悪くならないように注意しながらいこう!
腎臓用の飲み薬を朝晩、
点滴は50mlに
そして段ボール箱いっぱいに
腎臓や結石関係の食事やおやつをいただいた。
いろいろな種類があったので、
どんなものが好みか参考になるのでとても助かる。
水分を摂って、体重も増やす事も重要。
「BUNの値から腎臓に障害が残っているかもしれません。
しかし1か月位かけて徐々に下がっていく傾向もあります。」
いつも落ち着いて的確な診断を下さる先生
退院と同時に責任も掛かってくる。
でももう以前のように恐れてはいない。
やれる事はやったので、
家で楽しく過ごそう、甘味♪
夕方に面会に行く。
もしかして忘れちゃったかな?
手術当日はシラっとした顔で見ていたし、、、
先生が扉を開け、
診察室の台の上にいる甘味まで案内をしてくれた。
体は痩せておなかの毛がない状態、
でも明らかに顔つきが違った。
「甘味ちゃん、わかる?」
するとニャーと高い声で鳴き、
何度も私に飛び乗って来た。
これは甘味にしては珍しい行動だ。
とても人懐こくて何でもさせてくれる甘味だが、
唯一抱かれるのが嫌いで、
(家の人以外が抱くときはガマンしている。💦)
自ら懐に飛び込んでくる事はなかった。
スタッフが何度診察台に戻しても、
ニャーと鳴いて飛び乗ってくる。
「どこにいたの? うちに帰りたいよ。」
そんな感じだ!
それでもまだまだ数値は高く、
術後の観察が必要だから、もう少し頑張ってね!
入院中も受付の方からも報告があったり、
手厚く診て貰っていた。
1月28日 金曜日
「甘味ちゃんがおうちに帰りたがっています。」
病院から連絡が入り、退院を告げられた!
夕方に早速お迎えに行き、
説明を受ける。
手術当日のBUNが125
クレアチニン5.79
手術後BUN116.5
クレアチニン3.98
思いの外数値は下がっていない。
結石の圧迫で、腎臓への負担が長かったからか?
(二つの石も見せてくれた。)
それでもいい。
辛くなければ。
気持ち悪くならないように注意しながらいこう!
腎臓用の飲み薬を朝晩、
点滴は50mlに
そして段ボール箱いっぱいに
腎臓や結石関係の食事やおやつをいただいた。
いろいろな種類があったので、
どんなものが好みか参考になるのでとても助かる。
水分を摂って、体重も増やす事も重要。
「BUNの値から腎臓に障害が残っているかもしれません。
しかし1か月位かけて徐々に下がっていく傾向もあります。」
いつも落ち着いて的確な診断を下さる先生
退院と同時に責任も掛かってくる。
でももう以前のように恐れてはいない。
やれる事はやったので、
家で楽しく過ごそう、甘味♪
甘味さんの腎不全記録⑦ ― 2022年03月08日
家では食事の時間もタイミングを計って、
食べそうなものを温めて出した。
お水も尿路結石用のフィルターに変えた。
住んでいる地域はギリギリ軟水といった感じ。
相変わらず点滴では鳴いていたが、
薬も飲み、ご飯をよく食べて体重も増加、
動きも徐々に活発になっていった。
それでも最初に告げられた診断は、
いつも頭を駆け巡っている。
注意観察の続いた1週間後、
息子が抜糸に連れて行ってくれた。
「BUNは66
点滴は週2~3回 100ml」
「先生が危機は脱したって!」
嬉しいラインが届き、ホッとする。
丁寧な説明のお陰でここまで慌てずにやってこれた。
その後の2週間後の診察では、
BUN51
点滴の必要はなくなった。
薬と1か月後の診察は続くけれど、
今、元の状態に戻りつつある。
もちろん完全復帰!ではないだろうけど、
諦めずにいて良かったと思う。
何か疑問が残ったら、
調べたり人の意見に耳を傾けるのは、
大事ですね。
可愛さは更に増し、
家族で甘味を大事にしていきたい♪
食べそうなものを温めて出した。
お水も尿路結石用のフィルターに変えた。
住んでいる地域はギリギリ軟水といった感じ。
相変わらず点滴では鳴いていたが、
薬も飲み、ご飯をよく食べて体重も増加、
動きも徐々に活発になっていった。
それでも最初に告げられた診断は、
いつも頭を駆け巡っている。
注意観察の続いた1週間後、
息子が抜糸に連れて行ってくれた。
「BUNは66
点滴は週2~3回 100ml」
「先生が危機は脱したって!」
嬉しいラインが届き、ホッとする。
丁寧な説明のお陰でここまで慌てずにやってこれた。
その後の2週間後の診察では、
BUN51
点滴の必要はなくなった。
薬と1か月後の診察は続くけれど、
今、元の状態に戻りつつある。
もちろん完全復帰!ではないだろうけど、
諦めずにいて良かったと思う。
何か疑問が残ったら、
調べたり人の意見に耳を傾けるのは、
大事ですね。
可愛さは更に増し、
家族で甘味を大事にしていきたい♪
最近のコメント